11月21日〜24日 Lavande Hotels 麗枫酒店にて
滞在先のホテルで、五感覚修行特別講座
元春之谷教員養成大学治療教育講座修了者を中心に各地から集まり、大変集中して深い講義とディスカッションができた。
学習にとどまらず、既に現場を持っている人たちが殆んどだったため、実際に子どもたちの援助や保護について話し合い、特定の家庭や子どもたちのグループでのサポートも始めることとなった。
11月25日〜27日 北京得道龍華健康管理有限公司にて
再び五感覚集中講座
実際例として、次のような質疑応答があった。
「美」は相対的なものか、絶対的なものか?
慈悲は絶対的な「善」ではないのか?
愛は絶対的な「善」である。
「五感覚を発達させる稽古を様々に試みていますが、中々成果が上がりません」
「特定の感覚を発達させようと思っても、一向に結果の出ないことがあります。しかしその間知らずのうちに、別の感覚や能力が上達している場合があるのです。素晴らしい藝術作品が特定の治癒力を持っているのではなく、あらゆる面に良い影響を与えるように、ひとつの修練に打ち込む忍耐と持続力と意志が、思わぬ結果を呼ぶのです。地下鉄の次の駅でどの人が降りるのか、三年やってもわからない。ところが気がついてみると、自閉症児の心が理解できるようになっていた、などということが起こるのです」
川手鷹彦