Kawate Takahiko Official Page

川手 鷹彦

川手鷹彦 個展

2015年11月6〜8日 初の個展を開催

川手が戯曲・物語執筆の傍らに描いてきた、大自然と背後の存在たちへの慈しみ溢れる挿画・細密画を展示いたします。詳しくはこちら



バリ - ヒンドゥ僧侶・ランダ舞手として

Career

1995年 バリ島バングリ市郊外シラダンにて、師デワ・マデ・ライ・メシの立会いのもと、ブラフマーナ祭司ペダンダ・ニョマン・ライ・マヌアバより灌頂を受け得度する。
(僧侶名:I Gede Taka Darma Mesi)

2001年 バリ島でバリ・ヒンドゥの中核を成す儀礼舞踊劇『チャロン・アラング』に於ける最重要の舞い手「魔女ランダ」として認知され、以降年に二度島内諸寺院のオダラン祭で上演、率いる一座は寒村小村を無償で巡り、経済的理由により開催困難なヒンドゥ教最奥儀礼のひとつを支える。

2007年 タンバハン村にて最後の「ランダの舞」。舞い終えると同時に倒れ込む。同舞踊と『チャロナラン』劇、及びインタビュー・対談などで構成されたドキュメンタリーフィルムが壱岐紀仁によって撮影される。ランダ舞撮影とDVD制作は、国際交流基金によって助成され、同基金助成活動モデルケースのひとつとなる。

2013年 ランダ舞に至る経緯、病に伏す顛末が書下ろされる。そして回復の途上に決意された「心の保護を求める子どもたち」のための財団設立と、篤志家の申し出による著書『「魔女ランダ」への道』の非売品としての出版が、実現する。


ランダの著作

『「魔女ランダ」への道』を無料配布しています。ご希望の方は、一般財団法人《花の家》までご連絡ください。
送料 82 円 / 一冊あたり(82 円切手可)を添えて、ご住所、お名前、E-mail などをお書きの上、郵送でお申込みください。

一般財団法人《花の家》
  〒141-0001 東京都品川区北品川6-5-3





ルドルフ・シュタイナー、人智学関係

Career

1977年 教育哲学者でソクラテス/ペスタロッチ研究者の村井実(慶應義塾大学名誉教授)の門を叩き、プラトン著『饗宴』を学ぶ。氏による「美」の解説の中にシュタイナー教育やオイリュトミーが触れられた。後年、氏にシュタイナー神秘主義研究を勧められる。

1982年 8月 来日したドイツ・ シュトゥットガルト・シュタイナー学校英語教師クリストフ・ヤフケの諸講演(東京大学、麗澤大学等で実施)を通訳し、同氏からドイツ留学を勧められる。

1982年12月 渡独。

1983年 1月 シュトゥットガルト自由ユーゲントゼミナールに入学、一年間の人智学入門コースに学ぶ。

1984年 1月 〜 3月 フランス・シュトラスブールのシュタイナー学校「聖ミカエル学校」の英語教師代理。同時に、併設された聖ミカエル幼稚園の教師アシスタントを勤める。

1984年9月 スイス・ドルナッハの Schule für Sprachgestaltung und Dramatischer Kunst am Goetheanum(ゲーテ記念館付属言語造形と演劇芸術の学校)入学
最終学年(五年)時に、演出家 Georg Darvasch に見出され、ゲーテアヌム舞台アンサンブル・メンバーとなり、俳優として舞台興行・巡業に参加、その功労により、最終学年は特待生として授業料免除となる。

1985年 最初のオイリュトミストのひとりマリア・イェニーと知り合い、イェニー家との親交が始まる。以降、マリアの亡夫ハンス・イェニーの優れた動物風景画を日本に紹介し続けている。

1989年秋 ゲーテアヌム主催「日本文化を知る会」の実行委員となり、同時に平家琵琶奏者と小泉八雲作『耳なし芳一の話』をドイツ語で上演。

以後、数度にわたりゲーテアヌムで公演・授業を行う。
・宮澤賢治作『祭りの晩』を日独二ヶ国語で朗唱公演。
・俳句も含めた詩歌演劇の集中授業。
・能楽師大鼓方佃良勝・狂言師野村与十郎とともに、集中授業。

2001年 9月 8日 ハンス・イェニー絵画作品の管理責任者に任命される。

2005年より、北海道伊達市の人智学共同体ひびきの村に招かれ、ミカエルカレッジにて授業。

2010 〜 2011年 北海道いずみの学校高等部で演劇授業、ソフォクレス原作の『オイディプス王』『コロノスのオイディプス』を基にした創作劇を上演。

2011 〜 2013年 人智学共同体ミカエルカレッジにて言語造形 / 演劇講座、以下の作品を上演する。
・2011年『龍の寺』
・2012年『蝉と少女』
・2013年『蟹の王子』



ルドルフ・シュタイナーの机

ゲーテアヌム木工場のアトリエでは、この机が執筆と彫塑に使われた。
死後、最初のオイリュトミストのひとりマリア・イェニーに相続され、その夫で画家のハンス・イェニーにより、描画のために使用される。そのため机の表面には、シュタイナーのインクとイェニーの絵の具のシミが多数ついている。
2000年に沖縄の治療教育研究所「うーじぬふぁー」開設を祝い、イェニー家より講師に寄贈された。

現在、シュタイナーの机は、川手が月 1 度訪問する沖縄件名護市にある屋我地島診療所治療教育外来内に展示・使用。
イェニー氏の絵画は、沖縄・東京・北海道の一般財団法人《花の家》に数多く展示されている。

イェニー氏絵画の展示会・レンタルを受付ます。
ご希望の方は、こちらからお問合せください



石の代弁者

  • 石に意匠をほどこしたジュエリーブランドDIOTIMA-ディオティマ-

  • 石の地球史

    今から二千年余り前のパレスティナで、人の子の魂は大地の核まで至り、その三十数時間後に《幻の身体=ファントム・ライプ》を纏(まと)って復活しました。
    そしてそれよりも更に遥かな時を遡ると、「無生物」と呼ばれた鉱物の内、選ばれたものたちが地下深くで甦り、植物のように成長を始めて、見るも艶(あで)やかな《ファントム・ライプ》に化身してゆく姿が観察されるでしょう。
    それを私たちは、宝石、貴石と呼び直しました。
    地球史に於いて重要な役割を担ったものたちを、私たちは身につけているのです。

    遠大な時の流れの中で《死と再生》を果たした石は、ひとつひとつの心と言葉を持つことになりました。ですから巷(ちまた)で「パワーストーン」とされる鉱物が、石の種別でその「効用」を括られてしまうのは、上記のような歴史を持つ存在にとって、幾分大雑把な扱いと言わざるを得ません。石の種別による効能書きは、世界の諸民族の傾向を区別するのに似ています。ドイツ人や日本人は勤勉、ラテンや東南アジアの諸民族はおおらか、等です。ひとつひとつの石は、ひとりひとりの人となりです。同じ水晶でも、それぞれ独自の言葉、独自の効能を備えているのです。


    石の選別

    <ディオティマ>による石の選別はですから、市場価値(大きさ、色、透明度)のみでしているのではありません。石自体の持つ「心と言葉」の働きの善さ、強さを重要な尺度にしています。

    宝石に内包物が見える事がありますが、いわゆる「きず」や「くもり」ではありません。それらこそが《鉱物の成長》の記憶です。大自然の奇跡と恵みの素晴しさをお楽しみください。


    石の意匠

    幾つかの石を組み合わせて指輪やペンダントヘッドなどを造る際、それぞれの石の役割が定まります。
    主たる石と従たる石、頭脳にあたる石と手足にあたる石、等々です。
    市場価値の高い石が主であるとは限りません。アクアマリンの主にエメラルドが従属することもありますし、「アメジストの頭脳思考に沿ってサファイアの手足が動く」という働きを持つ組み合わせもあるのです。
    意匠による形状は象徴的意味合いを持つだけでなく、実際に「形状エネルギー」とでも呼ぶべき力を発揮します。好例が十字架ですが、中でも特に「形状エネルギー」の強いものが《薔薇十字》です。


    石の彫金・製作

    熟練した腕と精微細密な感覚を持つ彫金師が丁寧に作ったものです。全てが 1 点ずつ手作りですので、左右上下の対象が微妙にずれている事がありますが、それも工場生産でない事の証しです。

    金は止め金まですべて 22 金を使用しています。
    黄金の高貴な色合い、優しく温かい質感を大切にするため且つ純金( 24 金)のもろさを補うぎりぎりの限界である 22 金にしています。
    実は黄金には、貴重で美しい石を守護する役割が与えられているのです。大切に思う心から爪止めは一切せず、金を充分に使って石をくるんで守るようにしています。


    石との出逢い

    これから貴方が会う石は、貴方よりも遥かに永く生きてきた《地球史の先達》です。貴方を助け、貴方を導くために現れたのです。敬愛と礼節を持ってお付き合いください。


    石の働き

    出逢った石、或いは彫金され、身につけられた宝飾作品が人に及ぼす働きについて、例を挙げて説明を試みます。

    *アクアマリンの六角柱に、 22 金で蛇を装飾し、エメラルドの目を入れれば、強い治癒力が生じ得ます。蛇は惑星の知恵を地上に伝える役割を担いますが、作品に使った二つのエメラルドは小さいにもかかわらず、かつて天上で天使の冠に輝いていた頃の叡智溢れる神聖さを秘めていました。一方アクアマリン六角柱はその爽やかな色合いに反するように、濃密で温かな大地のエネルギーを宿していました。こうして本作品は、アレルギー反応を和らげつゝ、正にその反応こそが外界の禍(わざわい)に対する鋭敏な触覚になっていることを伝えるのです。



    DIOTIMA

    石の代弁者として川手鷹彦は、石の意匠を行っています。
    東南アジアで石を買いつけ、川手が意匠をし、熟練した職人が彫金を施す一点ものです。


    あなたを守り導く石をお選びします

    この意匠一覧にある意匠は、どれもあなたにあった石で新たにお作りすることができます。お気軽にお問合せください


    川手が意匠したものは、DIOTIMAブランドとして販売しております。

    販売店:天花地星 http://www.tenkachisei.jp/diotima/

    DIOTIMAのジュエリーの取り扱いをご希望の方はご連絡ください。



    △トップに戻る