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川手 鷹彦

11月4日〜13日 北京得道龍華健康管理有限公司にて

治療教育を理解するための連続講義

以下の演題について講義した。

  1. 教育と治療教育の現場になぜ藝術が求められるのか
  2. 「自閉症」歴史と感覚世界
    レオ・カナー、ハンス・アスペルガー、ローナ・ウィングら自閉症の子どもたちのために尽力した医師たち
  3. 症例について
    自閉症、アスペルガー、LD、ADHD
    ダウン症と他の染色体異常
    不注意に育てられた子どもたち
    小児難病と特別な使命を持つ子どもたち
  4. わらべうた・昔話・ごっこあそびの重要性(実技と講義)
  5. 演劇と浄化




11月18日〜20日 再び北京得道龍華健康管理有限公司にて

五感覚修行の集中講義(3日間)

王維の山水画を取り上げ、産地の違う墨を使った微妙な色の違いや、後の浮世絵師葛飾北斎・安藤広重に受け継がれていくバードアイ(鳥瞰能力)について話した。
レオナルド・ダ・ヴィンチやルイス・キャロルが持っていた鏡文字の能力についても取り上げ、「LD」の子どもたちにしばしば見られる特殊な感覚能力として捉えられることを指摘した。

中国の子どもたちの感性は遍く諸民族の中でも抜きん出て優れている。若者たちの意識と向上心も高い。
但し大人の社会は必ずしもそれに追いついているとは云えない。
どの国でも民族でも、大人が子どもに置いて行かれるのは共通しているが…
勿論、現状に気づいている大人もいて、中国の未来は彼らの環境づくりに依っていると云ってもよいほどである。

川手鷹彦


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