9月16日〜18日 厦門での講義
演劇芸術の誕生とその意義について講義する。
古代ギリシアのエレウシス秘儀、『ペルセフォネの略奪』と『ディオニューソスの復活』から始める。
次にギリシア悲劇、特にソフォクレスの『オイディプス王』について詳細に語った。
更には物語・昔話の想像的表象を生かした童話劇について。
気候温暖で人柄もおおらかな厦門は、大変居心地の良いところである。文化的水準も高く、街並みも景色も美しい。
台風の上陸で開催が一日遅れた。大変に残念なことであるが、自然の脅威には畏怖の念を感じ「おそれかしこまる」のみである。
川手鷹彦