8月31日〜9月4日 北京 春之谷教員養成大学
春之谷教員養成大学で二年間に渡って行われた、治療教育者養成講座の最終回。ここ数年で確立された五感覚の深化についての講義とディスカッションが行われた。
本講座の予告は次の通りであった。
第一天：详细讲述如何发展五感/ 詳細講述如何發展五感
第二天：详细讲述如何发展身体感觉背后的五感/ 詳細講述如何發展身體感覺背後的五感
第三天：如何发展这十种感觉背后的五感——我们能够获得基因感觉/ 如何發展這十種感覺背後的五感——我們能夠獲得基因感覺
第四天：前额叶是如何调控和决定这十五种感觉——思考、情感和意志的秘密/ 前額葉是如何調控和決定這十五種感覺——思考、情感和意志的秘密
第五天：真正的发展五感去保护和支持特殊需求人群——为了人类发展的理想/ 真正的發展五感去保護和支持特殊需求人群——為了人類發展的理想
第六天：整体回顾两年四期治疗教育学习内容/ 整體回顧兩年四期治療教育學習內容
プログラムを春之谷教員養成大学スタッフと相談した2016年7月の段階では、五感覚の発展した五感覚と、身体の根源にある五感覚を加えて十五感覚を特定し、更にそれらが前頭葉の発達に於いて思考・感情・意志と結びつく構造を伝えようと思っていた。
しかし、この構造はあまりに複雑過ぎて受講生の理解を得られるかどうか定かではなかった。その後ひと月の研究と実践で、別の側面からのアプローチが可能になったので、8月末からの講義では、最新の体験と情報を伝え始めた。
午前中の講義は一般公開されているので、初めて講義を聴く人もいる。
そのうちのひとりから
「予告通りの講義をして欲しい」
という希望があった。
そこで
「私の講義の予告内容は、この内容はしないという予告なのである」
と答えると、それに慣れているフルタイムの受講生からは大爆笑が起こり、質問者はキョトンとしていた。
その後の数日間、予告とはかけ離れた内容を講義したことは言うまでもない。
予告通りよりも、今現在できる最上を講義することが、受講生に対しての礼儀であると心得ているからである。
川手鷹彦